乳がんあるある|相変わらずの泣かせる血管
今回の記事には、少々バイオレンスな表現が含まれますので、「苦手かも(;'∀')」と思う方はスルーしてくださいね。
と書かれるとビビっちゃいますが、乳がん治療をしている方にとっては、日常的な治療・検査のお話しです。
乳がん病院へ定期受診の日
昨日は、乳がん病院の受診日でした。
私はホルモン強陽性なので、本来であればホルモンを抑制しなければいけません。
でも、今は不妊治療中で、がんがんホルモンを補充しまくってるので(つまり真逆の治療を行ってるので)、腫瘍マーカーが跳ね上がっていないか?などを血液検査から観察します。
だいたい3ヶ月に1回のペースです。
んで、昨日もいつもの流れで採血からしたんですが…。
いざ採血室へ
この日はいつもにも増して極寒&吹雪の天候で、血管萎縮しまくり( ;∀;)
もうね。探しても探しても、血管が出てこないわけですよ。
今回は、通常採血分と治験分を合わせて4本も取らないといけないのに。
採血担当になった看護師さんも、
「あ~…。血管かなり細くなってますよね…。」
と、困りながらも、頑張ってくれました。
いつもの左ひじ外側の血管を(勝手に)ご指名してプスッ針を挿入。
チョロチョロチョロ…。
勢いどうした∑( ̄ロ ̄|||)
なんとか2本分取ったけど、そのチョロチョロはやがて止まってしまい…。
看護師さん「すみません。他の場所を探しましょう。痛い思いさせちゃって本当にごめんなさいね。」
いえ。大丈夫です。
原因は、私の血管なのですから。
スリスリ(摩擦で温める)
ペシペシ(叩いて血管を浮き出させる)
スリスリスリ。
ペシペシ…
ペンペンペン!!!!
看護師さん「ごめんなさいね。ちょっと叩きますね。」
ペンペン具合が強くなってきても、一向に血管からの音沙汰なし。
看護師さん「何度もごめんなさいね。他の看護師を呼んできますね。」
何度も申し訳なさそうにする看護師さんに対して、私まで申し訳なくなってしまう( ;∀;)
うちの血管が、すみません!!
新たな看護師さん登場
「お待たせしました~!」
と、別の看護師さん。
「腕から順に使えそうな血管を探してみますね。」
と言いながら、腕の表裏、側面、手首あたりなどをじーっと探して一言。
「MIYUKIさん。手の甲いきましょっか(゜-゜)」
ですよね。ですよね。
だいたい予想できてたわけですよ。
目に見えて血管がモッコリしてるので、手の甲だけですもんね。
いいんです。痛いのは慣れてます。いっちゃってください!
ということで、手の甲にプスッ。
痛てぇぇ…( ;∀;)
看護師さん「いけました!ここなら問題なく取れそうですね!」
シャーっと勢いよく血が出てくれていたんですが、やがて…
チョロチョロチョロ…。
またかっ∑( ̄ロ ̄|||)
看護師さん「あぁ…(汗)ちょっとヘルプお願いします!」
と、また別の看護師さんを召喚し、ついに2人がかりになってしまいました。
2人の戦友看護師さん
別の看護師さんが採血管を持ち、もう一方の看護師さんが針を調整する。
針の向きを左へグリグリ。
右へグリグリ。
さらに奥へ差し込んだり、
手前に引いて針先を下に向けたり。
このひとつひとつの動きが…
非常に痛てぇ…( ;∀;)
久しぶりに、こんなに痛い採血を受けているわけですが、
もうここまで来たら2人の看護師さんと運命共同体のような雰囲気になり、最後の1本が取れるまで、互いに汗水垂らしながら(どちらかと言うと冷汗だけど)、乗り切りました!!
看護師さん「4本取れました~~!!」
私「ありがとうございました!!」
あの看護師さんたち、どっと疲れたろうな。
ありがとうございます。
帰ろうとした時、戦友の看護師さんが一言。
「手の甲に、2週間くらい青あざができるかもしれません(゜-゜)」
あぁ。でしょうね、でしょうね。
あれだけの針先グリグリを乗り切ったんですから。
覚悟しますよっと。
ってことで、今回も腫瘍マーカー値は正常☆
看護師さんのお仕事も大変だということを、改めて痛感した昼下がりなのでした。