新婚33歳。乳がんなんて聞いてないよ!

31歳で乳がんになり、33歳で結婚。不妊治療や副作用対策、美容のことなど、自由にそして赤裸々に更新中!

1年~2年 人工乳房術後 3年~4年 ホルモン療法休止

家族で乗り越える癌

これまでの経過




つい先日ね、友達から連絡があって、家族に癌が見つかったと…。

 

手術が終わって、これから抗がん剤。

 

本人も家族も、これから抗がん剤によって何が起こるのか、どんな状態になるのか、見えない不安に襲われてる。

 

そんな声を聞いて、抗がん剤投与直前に、例えようのない不安に飲み込まれていた4年前の自分を思い出しました。

 

全てが人生初の不安。

先が見えない不安。

変わり果てた容姿になる不安。

ツライ副作用への不安。

仕事の不安。

命の不安。

 

もう挙げたらキリがないです。

でも、それは支える家族も同じ。

 

本人と同じくらい、不安を感じて、どうにか光を探して、大切な家族のために何か出来ないか常に悩んでいます。



本人の想い。家族の想い。

私は正直、これまで自分が経験してきたことしか分からない。

でも、わずかながら「経験した」という事実があります。

 

なので、自分のでき得ることは何でも協力したい!

 

そう思って、友達にお手紙を書きました。

IMG_8233 (1)

・抗がん剤中にあって助かったもの

・脱毛中のお助けアイテムについて

・治療中の食事について

・家族にどう接してもらったら嬉しかったか

などなど。

 

伝えたいことがたくさんで、気付けば便せん10枚になってました(;'∀')!

 

私は治療が落ち着いてから、母と「実はあの頃ね…」と、闘病中のハナシをすることがあるんだけど、闘病を支える側・支えられる側で、それぞれの想いがあります。

 

互いの根底にあるのは、

家族は大切だね

ってこと。

 

どんな手段を使ってでも支えたい家族と、極力迷惑をかけたくないと思う本人。

 

お互い大切がゆえに、すれ違ってしまうこともある。

 

でもそんな時は、互いにこんな風に接したら楽だった!

こんな解決策があったよ!

 

そんな母との後日談も踏まえ、少しお手紙で伝えてみたの。



今だから分かる家族のありがたさ

連絡をくれた友達はね、家族が癌だと分かってから、

 

本を買って読みあさったり

代替療法についてひたすら調べたり

食事療法について聞いて回ったり

 

小さい子どもを抱えながら、とにかくバタバタしてたんだって。

 

そう言われれば、私の乳がんが分かった時も、自宅に乳がん関係の本がたくさん届いていたなと思い出しました。

 

いまだに私には言わないけれど、当時、母も自分自身がめちゃくちゃ不安な中で、どうにか娘にしてやれることはないかと、試行錯誤してくれてたんだなと…。

 

今になって、また家族のありがたさを痛感しました(/_;)♡



笑顔が戻る瞬間

ハナシがそれちゃったぞ( ゚Д゚)!

 

そうそう。

そのお友達のママにはね、かつて私が脱毛中にリピ買いしまくってた「タンドレのインナーキャップ」をプレゼントしました♡

タンドレ

コレコレ!!

過去の記事でも、このインナーキャップについて詳しく書いてたみたい。

>>インナーキャップ

 

オーガニックコットンだから、抗がん剤で柔らかく敏感になった頭にかぶっても、全然痛くない♡

 

これを手にしたご家族の方が、

「こんなのあるんだーーー♪」

と、笑顔になってくれたと後から聞いて、それだけでもう嬉しい限り!!

 

癌になった部位やステージ、年齢は違えど、脱毛後の頭に関しては共通点も多いからね。

 

少しでもお役に立てて良かった。

 

癌患者は一人じゃない。

家族も一人じゃない。

 

みんなで助け合いながら乗り越えていけたらいいね。

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