陣痛から出産までのストーリー
出産報告に沢山のコメントありがとうございます( ;∀;)♡
ひとつひとつじっくり読ませていただいて、ゆっくりご返信させていただきますね!
では、今回は自分の健忘録のためにも陣痛から出産までのストーリーを書いてみようと思います(*´ω`*)
出産までの流れって、本当に人それぞれのドラマがあるよね。
私の場合はどうだったのか?
元乳がんの私が出産するにあたって、何か特別な対応があったのか?
などを、陣痛中にメモした内容をもとに書きまーす!
出産ストーリーの前に…
あ、コレは出産数日前の写真です( ゚Д゚)
いやあ。出てる出てるw
最終的に+14kgでだいぶカラダが重くてムッチムチです…。
さて、これから出産ストーリーを書くけれど、その前にひとつ。
陣痛中や出産直後にメモした内容を参考にして赤裸々に書くので、少々痛そうな表現が含まれるけれど、どうぞ怖がらないでくださいね!!
実際、出産まで一言も「痛い」と言わなかったし、泣き叫ぶこともなかったから(笑)
ソフロロジーという、自分の気持ちと脳をコントロールして痛みを和らげる方法を試してみて大正解だった!!!
これから出産を考えてる方には本当にオススメです(*´▽`*)b
では、出産ストーリーはじめまーす。
長くなるので、お暇な方だけ読んでね♡
ついに陣痛が来た~!!のか?
7月2日
4:30
先日アップした「元乳がん妊婦|陣痛キターー!!のか?」の記事にもあるように、早朝に前駆陣痛みたいな痛みを感じるも、眠気に負けて爆睡…。
6:30
陣痛カウンターで計測してみると、定期的な痛みがあるけれど全然我慢できる程度。
「あはは。まだまだ余裕だなぁ~(゜-゜)」って思ってた。(←後に後悔するw)
10:00
いざ病院へ。
細い血管でルートを確保するのに時間がかかると言われていたので、ひとまず病院へ行く!
お腹に40分モニターを付けて調べるも、子宮の収縮弱めとのこと。
いつもと違う男性医師に
「血管に関しては、あまり気にしなくていいと思うけどなぁ。まだまだお産は先だよ。話せないくらい痛くなったらまた来て。」
と言われて
「えっ!?じゃあわざわざ転院する必要もなかったんじゃね( ゚Д゚)!?」
と、ややモヤっとする(困)
「せっかく病院まで移動したのになぁ。ちぇっ。」と思いながら、仏旦那と近くの漁港で海鮮丼を食べに行く(笑)
今思えば、こんなに食欲があって我慢できる程度の痛みなんて、陣痛に入らねーよ( ゚Д゚)!!と、あの時の自分に言いたい。
でも初めてのことだから、陣痛がどのくらいの痛みかなんて分かんないもんねぇ(困)
14:00
自宅の布団でゴロゴロ
6-10分間隔だけど、痛みは生理痛のちょっと強いバージョンで我慢できる程度。
痛みが続くと背骨が硬くなって交感神経バリバリになってしまうので、仏旦那がひたすら施術してくれる。(←本当に感謝!)
んー。本陣痛って何だ??
次に病院に行くタイミングがよく分からないまま過ごしてみる。
陣痛が増して2回目の病院へ!
18:00
だんだんと陣痛が強くなってきた感覚!!
これか?これが本陣痛なのか??
平均6分間隔くらいで頻回に痛みが来るけれど、まだ談笑したりLINEする余裕はあるんだよなぁ…。
でも、午前中よりかは下腹部の痛みが増してるし、陣痛の感覚が10分を切ってるので、再び病院へ行ってみよう( ゚Д゚)
到着後、お腹にモニター付けて40分様子を見るも、まだ余裕があるとのことで2回目家に帰されるw
んーーーーーーー。
本陣痛ってナンダ??(困)
19:00
帰宅してすぐくらいから、さらにちょっと痛みが増した感じがする。
今までは下腹部が痛い感じだったけれど、今はお尻&仙骨あたりから痛みが広がるような感覚。ここで初めて丸めたハンドタオルを肛門のところに当てて圧迫してみる→痛みが緩和する!
夕飯食べるも、陣痛中はズーンと重だるい痛みが来るので、ちょいちょい休まないと無理なくらいだなぁ…。
ただ、さっき病院に行ったばかりだから、また帰されたら恥ずかしいな~なんて思いつつ、いけるところまで我慢・我慢。耐えてみよう!!
まさかの破水!?3回目の病院へ!
22:00
徐々に痛みが強くなってくる。
布団に横になって仏旦那から施術してもらったり肛門を少し押さえてもらわないと、少し苦しい状況に…。
痛みが来たら、ひたすら遠くをながめながらフーフー。
もうすぐ逢えるであろう我が子を想って、ゆ~っくりと呼吸。(ここでも5分間隔くらい)
そして、ある瞬間…。
あれ?尿もれ?生理??と錯覚するようなショーツにドロっとした感覚が( ゚Д゚)!
急いでトイレに行ってみると、少し血が混じった水っぽいおりもののようなものが。
「これは…うわさの破水か??」
病院へ連絡からの高位破水という診断で、あっさり即入院へ。
この時点で子宮口1.5-2cm。
出産するには子宮口が10cmまで広がるのを待たなきゃいけない。
さぁ。ここからが長い闘い!!
陣痛室へ移動して、ひたすらひたすら痛みを逃す時間開始~~!
痛みを受け入れる!家族3人の協力の時間
7月3日
0:00
「予定日すぎちゃったねー(゜-゜)」
と、言えるくらい余裕はあるけれど、朝や夕方とは比べものにならないくらいの、お尻周りがだるーーい感じ。
でも、赤ちゃんが間もなく出てくるために一生懸命準備してくれてるのだと思うと、そんなだるさなんて吹っ飛ぶ!
家族3人、力を合わせて乗り越えるんだ!!
ちなみに、陣痛室に助産師さんは常にいるわけじゃなくて、基本は仏旦那と2人きり(驚)
出産初めての夫婦が、訳も分からずとにかく陣痛と闘っておりますw
3:00
お尻&仙骨から広がる陣痛は5分間隔。
私自身、骨盤が大きいし、もっとすんなりスポーンと出てくると思ってたから、ちょっぴり焦りが…( ;∀;)
今どのくらい子宮口が開いてきてるか知りたくて思わずナースコールを押すっっ!
この時点で6cm
えっ?ロクセンチ??
まだ半分ちょいやんか…(゜-゜)ちーん。
5:30
相変わらず5分間隔で、お尻から突き上げるような陣痛がさらに増す!
確実に赤ちゃんが下に降りて来てる!!!
仏旦那と一緒に
「ありがとう」
「頑張れー」
「もう少しやでー」
「やっと逢えるよー」
「一緒に乗り越えようね」
と、赤ちゃんに声をかけながら、自分達も励まされる。
陣痛が来そうな感覚になったら「来そう」と仏旦那に伝えて、テニスボールと手でひたすら肛門・尾骨を圧迫してもらう。
陣痛がない5分間は、カラダが固まらないように背骨や肩甲骨を緩めてくれる。
もう仏旦那様様(T_T)b
普段は3秒で寝てしまうのに、一睡もせずにサポートしてくれてる(感涙)
その頃私は、陣痛と陣痛の間の5分間でがっつり爆睡(気絶?)してましたw
人間のカラダって本当に不思議で、少しでも出産中の体力を温存するために、本陣痛の合間でも寝てしまう人が多いらしいの。
痛みと眠気が交互に来て、変な感覚だったな~(゜-゜)
6:00
陣痛ピーク!
お尻(肛門)から産まれてきそうな感覚に襲われる。
赤ちゃんが骨盤に頭を固定して徐々に下へ降りてくるので、最初にお尻付近に強い刺激が入って徐々に痛みが落ち着く。
この時点で、痛みがピークの陣痛前半で「うーー!」と、声が出るように。
でも事前に練習していたソフロロジーの呼吸法と赤ちゃんへの想いで乗り切るんだ!!
陣痛だけで汗だく。
ここでまさかの7分間隔になる…( ゚Д゚)えっ?なんで??
いよいよ出産へ!
7:00
子宮口全開10cm
仰向けで本格的な出産姿勢へ。
もうすぐ逢える。ずっとずっと逢いたかった我が子に逢える(泣)
不思議なことに、ここからはほとんど痛みを感じませんでした。
赤ちゃんが産道を通って出てくる経路をイメージしながら、いきむ!!!
7分間隔から縮まらないまま、6.7回いきんだところで…
出産ーー!
上半身が出たら早々に大きな泣き声。
もうこの感動は…( ;∀;)♡♡
結局、「痛い」と言うこともなく、泣き叫ぶこともなく、ひたすら呼吸法と赤ちゃんへの想いで乗り切れました。ソフロロジーおすすめ!
「7分間隔なのにしっかり赤ちゃんが降りてきてくれたのは、母子が一心同体になれてたからこそ。」
「実は首にへその緒が巻きついた状態だったのに、赤ちゃんは苦しそうなモニター波形を見せなかったから強い子だね!」
って助産師さんが褒めてくれた!嬉しい♡
結局、転院の要因となった細い血管への点滴は、いきむ直前にルートを取ってもらったから特別な対応は特になし(゜-゜)笑
それでも、やっぱり針が入りにくくて3回目の針刺しでようやくルートを取れたんだけど、その間もピークの陣痛が来るから、結構しんどかったな…( ;∀;)b
元乳がんとしての対応は、点滴も血圧も健側の腕を使うということくらいだったかな。
以上!
長々となりましたが、出産ストーリーでした(*'▽')
こういう記憶ってすぐに薄れてしまうので、こうして残せて嬉しいです☆