若年性乳がんと出産
《全摘+エキスパンダー挿入 36日後》
入院中、あたしの病院では『白い巨塔』のような、部長回診があります。
どこでもあるよね。きっと。
だいたいは、
『どうですか?あっ、そうですか。』
と、さらーっと終わっていくんですが、先日は少し違いました。
部長先生、直々に
『今後出産を希望されてる若年性乳がん患者さんの、心理面の変化について講義をしようと思ってるんです。もしよければ、後日ゆっくりとMIYUKIさんのお話しを聞かせてもらってもいいかな?』
と。
なぬっ∑(゚Д゚)!
実は、私が別の病院で告知された後、ネットでバカみたいに調べまくってたどり着いたのがこの先生でした。
別の日には、一般向けに開催された講義も聞きに行って、すごーーーーく分かりやすくて
『この先生の所に行こう。この病院がいい!』
と決めたきっかけになった方でもありました。
その先生の研究にちょびっとでも役立てるなら。
その情報が、今後の若年性乳がんの方に少しでも役立つなら。
私がそうであったように♡
私の場合も、先輩乳がん患者のどなたかが体を張って
術前・術後・再建後の写真撮影を快諾してくれたから『術例』として見られた訳であって(。-_-。)
皆が皆、
『やだー。傷のついたおっぱいなんて、誰にも見せたくない!!』
って言ったら、ちっとも私たちの手元に情報が届かないわけで…。
なので、どこかの誰かに背中を押してもらえたように、私もそうなれたら本望なのであります☆
とは言え、『妊娠・出産』はとってもデリケートでナイーブな問題。
私が抗がん剤、手術、ホルモン療法を乗り越えて無事に出産しているならまだしも、
今から5年間のホルモン療法が始まるタイミングですからね。
予定通り治療が進めば37歳まで服薬。
薬の影響を考えると妊活のオススメは1年後。38歳。
無事に生理が戻ってきていれば。の条件付き。
ホルモン療法が終わった瞬間に、『高齢出産の不安』との闘いもはじまるのか( p_q)??
今だにずーーーーっと心配だし、
ふと
『赤ちゃん産めるのかな』
って考えると、無条件に涙が出てきます。
乳がんの告知の時は泣かなかったけれど、
『乳がんと出産について』
の話の時に初めて診察室で泣きました。
とっても大きな課題である若年性乳がんの出産。
いつかホントに産む!
産めるのだ♡
そう信じていつかこのブログでも報告したい!(切実)