1回目の挑戦 3ヶ月〜6ヶ月 ホルモン療法休止 乳がん後の妊娠・出産への道
乳がん治験登録のメリットってある??
以前、治験に登録したよ〜!という記事を書きました。
詳しい記事はコチラ↓↓
>>乳がん患者の妊娠に向けての研究
「治験に登録することで、何かメリットはありますか??」
という質問をいただいたので、今回はこの治験に関して詳しく書いてみようと思いますヾ(*´▽`*)ノ
これから登録する方は少ないかもしれませんが、何かの参考になれば嬉しいです。
そもそもどんな人が対象の治験?
私が登録した治験の対象者は、
・若年性乳がん(35歳未満)
・ホルモン療法を途中で中断する
・休薬後に妊娠を試みる予定
です!
元々、私がお世話になっている病院がよく研究をしているところなので、こういったニッチな対象者の治験もしているみたい。
上記のような対象者にピッタリ当てはまる人って、きっとめちゃくちゃ少ない!
でも、「乳がん」と「妊娠」ってどちらもすごくデリケートな問題なので、情報を必要としている人の想いは強い(はずw)!
先生曰く、20〜30年前なら、
「乳がんの治療を差し置いて、妊娠を考えるなんてアホか!!」
なんて時代だったらしいけど…( ó╻ò)怖
でも今は、医療が発展したことと、患者の意志を尊重することが主流なので、定期的に管理しながらなるべく低リスクで挑戦をバックアップする!という流れになっているようです。
さて、前置きが長くなりました。治験の詳細について書いてみます。
治験ってどんなことをするの??
【採血】
今わたしは3ヶ月に1回、定期的に採血をして腫瘍マーカーをチェックしてもらっています。
そのタイミングで、治験用の血液も同時に採取します。
なので、通常3本の採血が、治験用2本を合わせて計5本!なんて日もあります(笑)
【日記】
まぁ、日記というほどたいしたものではないんですが、生理が来たか?いつ性交したか?避妊具の有無などを表に書き込んでいきます。
旦那は、「え〜。夫婦生活バレバレやん!」と恥ずかしがってましたがw
【子宮のエコー】
治験では、不妊治療クリニックにも協力してもらいます。
定期的に子宮を内診して、子宮の厚みや卵巣の状態などを記録してもらいます。
全ての検査は、通常の定期検診の「ついで」に行ってもらうので、そんなに負担はありません(๑꒪⍘꒪๑)b
治験用の検査はお金がかかるの?
もちろん、お金はかかりません!
あくまで「ついでに治験用の資料も取らせてください!」というスタンスです。
治験に参加することで、何かメリットはある?
ずばり、特にメリットはありません(笑)
あえて言うなら、治験は結構細かくルールが決まっているので、きちんと忘れず定期検診できるようにサポートしてもらえることくらいかな。
例えば、
「生理が来たら◯日以内に受診してください」
「次は◯月◯日〜△月△日の間に必ず子宮の内診をしてくださいね」
など。
これを面倒と思う人もいるかもですが、どうせ検診するんだから私は特に負担に感じていません(^^)
治験に参加する最大のメリットは、情報提供をすることで、同じような悩みを持っている方の力に少しでもなれることかな。
できればいい結果で治験を終わりたいな〜と思っていますヾ(*´▽`*)ノ♡
以上!治験についての詳細でした。