正解はない。それがツラい。
妊娠中に末期がんを患った26歳の女性。治療を拒み、子供の命を守り天国へ。
今日ふと目にした記事。
彼女は末期の子宮がん。
進行具合も罹患部位も違うけれど、同じがん。
このような記事を読むと、『生みたい』という気持ちや想いだけで、妊娠を試みていいものか悩む…。
残された夫は?
闘病を支えてくれた家族は?
自分を生むために母親が亡くなったと知った子供は?
自分に置き換えると、果たしてそれが自分の望む幸せなのか分からなくなる。
これから5年間のホルモン療法がはじまります。
この治療が終わるのは37歳。
薬の影響を考え、実際に妊活できるのは恐らく38歳。
5年以上止まってる生理が無事に戻ってくる保証もありません。
それなら少しでもチャンスがあるうちに。
早めに妊娠を試みたい。
チャンスを逃したくない。
要するに、ホルモン療法を途中で一旦休止して、妊娠に向けて準備をするということです。
私はホルモン受容体(+)
の乳がんなので、治療を中断して女性ホルモンが増えると、もちろん再発・転移のリスクは上がります。
さらに、妊娠は女性ホルモンと密接な関係があるので、そう言った点でもリスキーではあります。
もし無事に産めたとしても、
その後再発したら?
転移したら?
末期だと言われたら?
絶対に後悔しない??
正直分かりません…。
ずっとずっと子供を3人産むのが夢だったけど、
何が幸せか、何が正解か今は分からない。
きっとこの記事のご家族の中では、この選択が『進みたいと選んだ道』だったのでしょう。
告知されてから10ヶ月。
今だに妊娠・出産の問題は私の中で超ナイーブポイントです。
久しぶりにこんなモヤモヤした気持ちになりました(T_T)