1回目の挑戦 3ヶ月〜6ヶ月 ホルモン療法休止 乳がん後の妊娠・出産への道
日本乳癌学会へ行ってきました!|その1
なんと、今年は福岡で日本乳癌学会が開催されるということで、
「こんなチャンスは滅多にないやろう( ó╻ò)!!」
ということで、行ってきました!!
一応、理学療法士という職業柄、学会には何度か足を運んだことがあるのですが、やっぱり医師の学会って盛大!(驚)
マリンメッセ福岡
(有名ミュージシャンがLIVEをするくらいでっかいアリーナ)
と
福岡国際会議場
(大きな総会や、コンサートが開催されるところ)
の、2会場を貸し切っての学会でした。すげーー。
気合いを入れて朝早くに行ったので、写真ではガランとしていますが、たくさんの医師・看護師・乳がんに関わる専門家がいて、あたくしオドオド(笑)
でもね。
今回の乳癌学会では、今私の中で一番興味がある、若年性乳がん患者の妊孕性温存に関するセッションがあったので、絶対に聞きに行きたかったのです( ó╻ò)♡
聞きに行ったシンポジウムの題材は、
「若年性乳がんにおける諸問題」
"問題"と言われてしまうと、なんだか良い気はしませんが、要するに
・妊孕性温存に関するデータが少ないこと
・医療機関によっては、まだまだ体制が整っていないこと
・患者自身も、妊娠・出産に関わることを知らずに治療を進めてしまっているケースがあるということ
・今後どうしていくべきなのか?
などについて、発表されていました。
ここで、少し情報の整理をしてみます。
ここ何回かのブログ記事でよく出てくる「妊孕性(にんようせい)」という言葉。
かなり聞き慣れない言葉なので、なんのこっちゃ?と思っている方も多いかな〜?と思ったので、私なりにちょっと解説してみます。
妊孕性(にんようせい)温存って何??
妊孕性温存とは、若年がん患者や免疫疾患患者に対する治療により、将来妊娠の可能性が消失しないように生殖能力を温存するという考え方です。
妊孕性温存の方法としては、
①卵子の凍結
②受精卵の凍結
③卵巣組織の凍結
の、3つからの選択となっているようです。
もちろん、抗がん剤の種類や進行度、年齢などによって、温存に対する道のりは様々ですが、
若年性乳がんになっても、妊娠を検討できる時代になった
(そういう時代になりつつある!)
ということです(^^)b
日本乳癌学会でも、この妊孕性に関する研究は大きなポイントのひとつであるようで、複数の医療施設が積極的に研究をされていることが、とても嬉しかったのです♡
はっっ( ó╻ò)!!!
また前置きが長くなってしまった(笑)
実際に、学会のシンポジウムで発表されていたことなどについては、また次の記事で書きますね〜!