元乳がん妊婦|さい帯血を提供しようと思っています!
新しい産婦人科の病院を受診したときのこと。
ふと目に入ったパンプレットがこちら。
『さい帯血バンク』
私は乳がんの前から貧血気味だし、抗がん剤をしてからさらに血管が細くなってしまって、とても献血できる状態じゃない…( ;∀;)
元から血管も細い方だったから、こんな経験をしたことも。
献血をしよう!と意気込んで献血カーに乗る。
いざ、献血開始。
しばらくして…。
…。
ブブッ。ブブブブー。
( ゚Д゚)!?
聞き慣れない音と、針を刺してる部分に独特の振動が…!
看護師「あのぉ。すみません。血管が細くてうまく血を採取できないみたいで…(汗)」
例えると、
血管が布団圧縮袋。
血を吸う針が掃除機。
勢いよく献血用の血を採取していると、血管が圧縮袋のように狭~~くなって、やがて吸いきれなくなり…ブブブブ(もう吸えねぇよ!)と悲鳴を上げる(笑)
看護師「これ以上は血を取るの難しそうですねぇ…(苦笑)」
と、申し訳なさそうに言われ、たいして貢献してないのにジュースだけいただいて帰るΣ(;'∀')
とまぁ、こんな経験をしたことがあります。
何も役に立ってねぇ…。
でも、ここへ来てチャンス到来!!
さい帯血の提供なら、私にもできるかも( *´艸`)♪
そもそも、さい帯血って?
さい帯血とは、へその緒(=さい帯)と胎盤の中に流れる血液のこと。
このさい帯血には、血液をつくる造血幹細胞がたくさん含まれているんです!
つまり、白血病などの病気でうまく血液をつくれなくなってしまった方に、さい帯血を移植することで、再び血液をつくる力を回復させる治療に応用できるんです♪
でも、骨髄移植と同じで、患者さんによって条件に合致するさい帯血が異なるので、提供されたさい帯血が全て使える訳ではないようですね…。
さい帯血提供の希望者のうち、採取できるのが希望者の1/5の割合。さらに実際に治療に使えるのはそのうちの1割くらいだそうです。
まだまだ知られていない分野なので、もっと協力してくれる提供者が必要なんですね。(私もパンフレットを見るまでは知らなかった…!)
パンプレットには、実際に提供した方や、移植を受けて元気に過ごしている方の体験談が掲載されていました。
さい帯血の採取方法は?リスクは?
赤ちゃんが生まれた後、へその緒を機器で挟んで血流を遮断し、切断した後に胎盤につながっている血管からさい帯血を採取します。この採取は、さい帯血と胎盤に残っている血液だけを集めるので、母子にとってリスクは全くないとのこと(*'▽')b
ただ、出産自体のリスクが高い場合や、緊急の場合は採取できないこともあるみたいです。
さい帯血はどこで提供できるの?
さい帯血はどこでも提供できるわけではなく、「公的さい帯血バンク」と提携している産科病院で行われています。
現在、全国で提携している産科病院は92施設。
私がお世話になる病院はたまたま提携病院だったみたいです(゚∀゚)b
抗がん剤とかしたけど提供できるの?
これが一番疑問なところ。
わたくし、抗がん剤とかハーセプチンとかホルモン療法とか盛り盛りやったけど、提供する資格あります( ゚Д゚)??
これは、産科の先生に次に会えたときに確認してみないと分からないです…。
次回の診察で忘れてなかったら、聞いてみてまたご報告しますね~!