新婚33歳。乳がんなんて聞いてないよ!

31歳で乳がんになり、33歳で結婚。不妊治療や副作用対策、美容のことなど、自由にそして赤裸々に更新中!

3年~4年 ホルモン療法休止

がん患者の妊娠への希望がひとつ増えたよ!

キャプチャ




先日、ふと目に入ったYahoo!ニュース。

がん治療で不妊の女性、冷凍保存の体外成熟卵子で出産 世界初

 

未成熟な状態の凍結卵子を使用して世界で初めて、出産まで成功したと!

 

どこの誰だか存じませんが…

 

おめでとぉぉぉぉぉ( ;∀;)♡♡

 

しかも、乳がんの方だったとか。

もう他人事とは思えませんな。嬉しい!



えっ?待てよ??

おめでとう!!やったね!!

 

と思っていたのも束の間。

 

…ん?待てよ??

 

あたし未成熟卵子を凍結しているよ?

 

そうだ!私も未成熟卵子を5個ほど凍結しているはず!

 

なるほど。そうか。

凍結するとき、担当の先生が言ってたな。

 

「いつか未来にこの卵子を使える時が来るかもしれないから…」

って。

 

え?ってことはだ。

私が未成熟卵子を凍結してもらった時には、まだ世界で一人も成功事例がいなかったってことか!

 

先生よ。そんな状況で、よくぞチャレンジしてくれたな(笑)

ありがとう!!



治療前の選択肢は大切!

再三このブログで、がん患者の妊孕性(にんようせい)の温存について書いてます。

*妊孕性の温存=妊娠・出産の希望を残せる治療の提供

 

抗がん剤が始まる前に卵子や受精卵を残せる選択肢を知らないまま、治療がスタートしてしまう例も少なくありません。

 

「知らなかった…」

「あの時に残せておけば…」

「チャンスがあったはずなのに…」

 

と後悔が残ることがないように、医療機関から患者へしっかり選択の提案がされることを、切に切に願う!!

 

事前に凍結することが正解というわけではないけれど、私たちが『納得して選択できる』という環境が少しずつ整ってくれたらいいな~☆

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