新婚33歳。乳がんなんて聞いてないよ!

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2年~3年 ホルモン療法休止

インプラントで再発問題…

キャプチャ




もうすでにご存じの方が多いと思うけれど、ここ最近話題になっているこの問題。

人工乳房でリンパ腫の恐れ 「2年に1度は画像検査を」

 

乳がん

全摘

エキスパンダー挿入

インプラント(人工乳房)挿入

 

この最後のインプラント(人工乳房)を挿入した一部の方や豊胸手術をした方に、ある種の血液がん(リンパ腫)の発症がみられたとのこと(;´Д`)

 

具体的には、ブレスト・インプラント関連 未分化大細胞型リンパ腫(Breast Implant Associated-Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIA-ALCL))と呼ばれています。

 

ほとんどが、テクスチャードタイプ(表面がザラザラしたタイプ)のインプラントを使用した症例で発生しているとのこと。

インプラント

ここで驚くべきことは、日本で唯一流通しているインプラントがこのテクスチャードタイプだってこと( ゚Д゚)!

 

えぇぇぇぇぇ!!

 

だから、私もあなたも、あの方も、人工乳房を入れてる方はみ~んなテクスチャードタイプということです(泣)

 

いやぁ。不安を煽るわけじゃないけれど、やっぱり少しザワザワしちゃうよね…。



日本の対応|今は「待った」の状態…

こんな問題が出てきたもんだから、今エキスパンダーを入れていて今後インプラントへの入れ替えを予定している方は、日本ではひとまず「待った」の状態みたいです(困)

 

ずっとエキスパンダーを入れたまま待っておくのもツライよねぇ。

あくまで拡張器だから、形が自然じゃないし違和感もあるし…( ;∀;)

 

世界の対応はこんな感じでした。

 

【使用禁止】
フランス・カナダ・シンガポール

【流通制限
EU諸国及びその準用国
(フランス・ドイツ・イギリス・スウェーデンなど)

【流通許可】
アメリカ

 

EU諸国では、CEマーク(※)の取得を継続できなかったことが要因で流通制限がかかっているようです。

※CEマークは、製品をEU加盟国へ輸出する際に、安全基準条件(使用者・消費者の健康と安全および共通利益の確保を守るための条件)を満たすことを証明するマーク。

 

アメリカでは、日本の厚生労働省に当たる機関が「現時点では販売を停止すると結論づけるほどの証拠に合致しない」 とし、流通の許可を発表したとのこと。

 

むむむ。

世界の対応も、かなりまちまちですねぇ(;'∀')



発症率はどのくらい??

リンパ腫の発症の確率は、約3,800~30,000人に1人とされています。

でもさ…。

 

あまりにもアバウトすぎない!?

 

ゼロの数1つ間違ったんじゃない?ってくらいアバウト!!

 

ただ、2019年に入って日本でも1名の発症が見つかったらしいから、やっぱり気を付けたいところです…。

 

海外の統計ではインプラントを挿入してから平均9年で発症しているみたいだから、特に長期間挿入している方は注意が必要!!



で、どうすりゃいいの??

んで、インプラントを入れてしまってる私たちはどうすりゃいいの??ってところが本題。

 

念のために、乳がん病院の主治医に聞いてみました!

 

「すごく強い希望があれば、形成外科の先生と相談してインプラントを抜くことも可能だけど、現時点ではあまりおすすめしてない。腫れや痛みや何かおかしいなと思うことがあれば、すぐに連絡をちょうだい! 

ただ、あくまでインプラントは形成領域でもあるから、インプラントを挿入した形成の先生のご意見も聞いておいた方が良い。

あと、これからデータが出てきて対応が変化していく可能性が大いにあるから、受診の継続はちゃんとしておいた方がいいと思うよ。」

 

とのことでした。

 

まだまだ出てきたばかりの問題だから、それぞれの病院や地域で対応が異なるかもしれません!

 

気になる方は、まずは担当の先生にズバッと聞いてみることをお勧めします。

私も、福岡に帰るタイミングを見計らってインプラントを挿入したクリニックを受診してみようと思います!!

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