ありがとう。大切な存在。
大切な家族の愛犬が、先日息を引き取りました。
彼が我が家に来てくれたのは、私が20歳の時。
17年も長生きしてくれて、家族をパッと明るくしてくれる存在でした。
小さいのにパワフルで、いつも元気いっぱい!!
母から不思議な話しを聞いたことがあります。
母と一緒にマンションの9階に住んでいた頃。
私が仕事を終えてマンション下の駐車場に駐車しようとしていると…。
必ず彼が「ワンワン!MIYUKIが帰って来たよ~!」と知らせてくれていたそうです( ゚Д゚)♡
さすがに匂いは届かないだろうし、
9階から車の小さなエンジン音が聞こえていたとも思えない…。
でも、毎回「帰って来たよ!」って教えてくれていたんだって。
きっと何かを感じてくれていたんだろうな。
それだけ強い絆で繋がっていたのかな。そうだったら嬉しいなぁ。
闘病中の心の拠り所
特に乳がん治療が始まってからは、彼の存在がとても大きかった。
身体がだるくて外に出られない。
脱毛がショックで誰にも会いたくない。
むくみがひどくて家にこもっていたい…。
そんな時、何も変わらずいつも側にいてくれたのは母と彼だけでした。
もちろん犬だから私の容姿が変わっても何とも思ってないのかもしれないけれど、それでもいつも通り近くにいてくれる存在が、どれだけ支えになったことか。
彼の姿をみると、
「あぁ。今日もいつも通りの一日がはじまったな。大丈夫。」
って思えたんです。
気持ちが落ち込むことがあっても、どんくさい彼の動きを見ていると、
「あぁ。やっぱり今日もいつも通りだ(笑)」
って、とっても気持ちが楽になったのを覚えています。
仏ジュニアにも会えた
実は私が臨月だった半年ほど前、うちの愛犬は大きく体調を崩しました。
急に立てなくなり、座ることもままならない。
下痢が続いているのに、飲み食いもしない。
高齢だから心のどこかで覚悟を決めていたんだけれど、驚異的な復活を遂げて仏ジュニアが生まれるまで頑張ってくれました。
仏ジュニアをそっと抱くこの写真は、今となっては宝物。
私たちの家族でいて幸せだったかな。
そう思ってくれてるといいな。
まだ実家の玄関を開けると、そこに彼がいる気がして不思議な感じです。
最期の最期までよく頑張ったね。
天国では、また元気いっぱい走り回ってね。
私たちと仏ジュニアの成長を温かく見守っててね。
ありがとう。大好きだよ。
また会う日まで。